シンポジウム2 講演1

深層学習の基礎理論と発展

演者:
園田  翔(早稲田大学先進理工学部)

[抄録]
画像処理をはじめとする多くの応用分野で,深層学習の活躍が目覚ましい.特に近年では,画像認識のような認識タスクだけでなく,画像生成のような生成タスクにまで活躍の幅を広げている.1990年代の理論によれば,ニューラルネットは「深層」でなくとも任意の関数を実現できることが分かっている.(この性質は,医用画像に携わる人々にとって馴染み深い,Fourier変換やRadon変換の理論を援用して証明される.)また,一般に深層構造の学習は困難であることも知られている.それでは,なぜ深層にするのか.本講演では,従来理論との違いに触れつつ,深層学習について最近の理論を紹介する.はじめに,浅いニューラルネットの動作原理を簡単に説明する.次に,深層ニューラルネットの理論を紹介する.最後に,工学応用にあたって目指すべき方向性について述べる.

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